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[Guilty]Guilty

これはガス・カーンとハリー・アクストが作詞し、リチャード・ホワイティングが作曲した’31年の曲だが、クレディットでは三人共作となっている。この曲は映画とは関係がなく、またカーンがルース・エティングの歌を意図して書いたのでミュージカルに使われる予定だったが、結局使われず、ミュージカルとも関係がなかった。

[Guess Who I Saw Today]Guess Who I Saw Today

これはマレイ・グランド、エリス・ボイドの二人が’52年に書いたもので、アーサ・キットらが出演したレヴュー【New Face of 1952】に挿入され、そのなかではジューン・キャロル June Carroll が歌った。計7本上演されたこのシリーズのなかではこの’52年版がもっとも成功し、同じキャストで’54年に映画化されている。二人の共作となっているが、実際はグランドの作曲、ボイドの作詞でつくられたようだ。

[Good Morning Heartache]Good Morning Heartache

これはアイリーン・ヒギンボサム作曲、アーヴィン・ドレイク作詞で、2人が’45年につくった曲だ。ダン・フィッシャーはプロデューサー、出版者で、権利に入りこんだだけで作詞曲には関係ないようだ。ビリー・ホリデイが最初にレコーディングし、また自分の持ち歌として得意にしていた。映画『ビリー・ホリデイ物語』が作られた’70年代半ばには、また多くのレコードが出されている。