第4巻」カテゴリーアーカイブ

【研究】コウル・ポーター 1

コール・ポーターがこの曲をつくった経緯については色いろなことが言われてきている。一説には彼がフランス外人部隊にいてアルジェリアでつくったとかいうし、またオランダ領東インド、アロール島のカラバハヒ Kalabahai (または Kalabahi)という小村の原住民のリズムからインスピレイションを得てつくったという説、ポーターがニューヨークのウォルドーフ・アストリアに泊まっていた(事実上住んでいた)とき当時売れていたラテン・バンドのザヴィア・クガトも同じく泊まっていて、彼との会合から生れたという説もある。

[You’d Be So Nice to Come Home To]You’d Be So Nice to Come Home To

コウル・ポーターが’43年のミュージカル映画『Something to Shout About』に書いた曲で、ジャネット・ブレア Janet Blair とドン・アミーチェ Don Ameche が歌った。ブレア(’21-2007)はペンスィルヴァニアの田舎の教会のコーラスで歌っていたが、ハル・ケンプ楽団のオーディションを受けて通り、専属歌手を二年間勤めた。それからLAの Cocoanut Grove で歌っているところをコロンビアのスカウトに見出され、その直後にケンプが自動車事故で亡くなってしまったこともあって映画界入りして、これが第一作となった。

[What the World Needs Now Is Love]What the World Needs Now Is Love

デイヴィドとバカラックの’65年のヒット曲で、彼らの曲としては初期のほうに属するものだ。’58年から彼らの協同の曲づくりは始まるが、[Wives and Lovers](’63)、[Walk on By](’64)、[A House Is Not a Home](’64)などがそれまでの彼らのヒット曲で、これからのちも続続とヒット曲が飛び出してくる。