[Besame Mucho]Besame Mucho ラテン曲として知らぬ人がいないくらいに知られた有名な曲で、クレディットは1943年になっている。その元は’41年にメキシコで制作されたミュージカルに、自身女優として出演していたコンスエロ・ヴェラスケスが詞曲とも書いたものだ。
[Peanut Vendor, The]The Peanut Vendor キューバの曲で、英詩をつけて1931年にアメリカでヒットした、いわばラテン・ヒット曲の草分け的存在である。もともとハヴァナの若いピアニストのモイセ・スィモンが’26年(’28年という表記もあった)に書いた[El Manisero]という曲で、すでにキューバで有名になっていた。
[What a Difference a Day Made]What a Difference a Day Made これはもとは[Cuando Vuelva a Tu Lado]というメキシコの曲で、マリア・グレヴェル作詞曲の1934年の作品である。それにスタンリー・アダムズの英詩がつけられてアメリカで発表され、同年のヒット・チャートにドースィ・ブラザーズ楽団でボブ・クロズビィ歌のレコードが5位に入った。