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[God Bless’ the Child]God Bless’ the Child

ビリー・ホリデイが作り歌った曲の一つで、アーサー・ハーゾグ・ジュニアが仕上げている。作ったのは資料によって’39年、’40年両様の記述があった。彼女の録音は’41年5月9日に行われ、’42年にコロンビア傘下のオウケイ Okeh から出て、チャートでは25位までいった。

[Glow Worm, The]The Glow Worm

この曲は1902年にドイツのオペレッタ【Lysistrata】にパウル・リンケが書いた曲で、いまや古典と言うべき作品である。そしてヨーロッパではすでにヒットしてお馴染みになっていたものにリラ・ケイリィ・ロビンソンが英詩をつけて’07年のブロードウェイ・ミュージカル【The Girl Behind the Counter】に使われた。

[Glad to Be Unhappy]Glad to Be Unhappy

これはロレンズ・ハートとリチャード・ロジャーズが’36年4月に開演したミュージカル【On Your Toes】に書いた作品で、このミュージカルに入れられた曲のなかでは[There’s a Small Hotel]のほうが有名になったし、歌ではないがバレエ曲として挿入された[Slaughter on Tenth Avenue]はもっと大きな反響を呼び起こしたので、この曲はまったく地味な存在だった。

[Girl Talk]Girl Talk

ボビィ・トループとニール・ヘフティが’65年に書き、同年に作られた往年のセクスィ女優ジーン・ハーロウ Jean Harlow の伝記映画『Harlow』に使われた曲だ。’66年に私はちょうどアメリカに行っていて、当時はやっていたこの曲をラジオからよく聴いたものだ。毎日、おそらく二三回は聴いたような気がする。この曲と少し似た感じの[Cherish]とか[Downtown]といった曲もはやっていて、やはり何度も何度も耳にした。

[Gimme a Pigfoot and a Bottle of Beer]Gimme a Pigfoot and a Bottle of Beer

これは1933年にベスィ・スミスが歌って Columbia からレコードが出された曲である。つくったのはリオウラ・B・ウィルソン Leola B. Wilson とウェズリー・ウィルソン ‘Kid’ Wesley ‘Socks’ Wilson(Kid と Socks はあだ名、また Sox という表記もあった)の夫妻だが、クレディットにはウェズリー・ウィルソンの名しか入っていない。