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[It Had to Be You]It Had to Be You

これはアイシャム・ジョーンズの楽団の1924年のヒット曲で、ガス・カーンが歌詞をつけている。映画、ミュージカルには関係なくても、ジョーンズ楽団のレコードがヒット・チャートのトップにあがって、その位置を5週維持した。同年にはさらにマリオン・ハリスの歌が3位まで、ウクレレ・アイクことクリフ・エドワーズの歌が6位までのぼり、ビリー・マレイ Billy Murray とアイリーン・スタンレイ Aileen Stanley、ポール・ホワイトマン楽団などのレコードもチャート入りし、またサム・ラーニン Sam Lanin、ケイ・トンプソン Kay Thompson らのレコードも出た。

[Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)]Isn’t This a Lovely Day (to Be Caught in the Rain?)

アーヴィング・バーリンが1935年のアステア/ロジャーズのRKO映画『Top Hat』に書いた曲である。映画では、ロジャーズが乗馬を楽しんでいるところで突然暴風雨に襲われ、彼女が公演の屋根だけしかない休憩所のようなところに逃げこんで休んでいると、そこへアステアが現れる。