カテゴリー別アーカイブ: 研究

【研究】ブルースについてのABC

ブルースは黒人の音楽である。それも黒人奴隷の音楽であり、奴隷開放以後も事実上奴隷と変わらないような生活を強いられていた黒人たちの音楽である。

【研究】Easy Rider

ブルースやカントリー、フォークなどの歌詞によく出てくる言葉で Easy Rider というのがある。ふつうは英和辞典を引いても、easy も rider もあるにはあるが、Easy Rider として特別な意味は出ていない。

【研究】ヴァレンタインズ・デイ

ヴァレンタインズ・デイは聖ヴァレンタインを祝う日として知られている。しかしこのヴァレンタインなる人物はカトリック教会の公認するところでは少なくとも三人いて、それも伝説ばかりで確実な証拠はなく、すべてがあまりはっきりしていない。

【研究】アニタ・オデイの[A Night in Tunisia]

アニタ・オデイのLP《Anita O’Day Sings the Winners》には異なる歌詞の[A Night in Tunisia]が入ってる。これには括弧して Love was just an interlude という副題のようなものがついていて、しかもこの歌詞のなかには A night in Tunisia という言葉がどこにも出てこないのだ。

【研究】シナトラとポーターの関係

’50年代後半から’60年代にかけてフランク・シナトラは数かずの名唱を残していて、それはいわゆるのちのコルトレイン・ショックと似たような現象をジャズの歌の世界に巻き起こしたと言えるのではないだろうか?

【研究】ピューリタニズムと現代

[Anything Goes]のヴァースの意味は一見難しく見える。これはポーターがピューリタニズム(清教徒信仰)というものをやや批判的に見ているゆえの発言ともとれるし、そうではなく、現代社会とはピューリタニズムなど厭応なく踏みつぶして進んでいくのだという、むしろ社会批判の発言ともとれる。

【研究】さらに[The Lady Is a Tramp]について

この曲には四番まで歌詞がある。しかし実際には二番以下はあまり歌われていない。《Ella in Berlin》のエラはヴァース、一番、四番と歌っているが、二、三番は省いている。次に、参考までに二、三、四番の歌詞とその訳を記してみよう。

【研究】フィル・スペクターについて

フィル・スペクター Phil Spector は’60年代に最も尊敬され影響力の大きかったプロデューサーの一人である。彼は’40年ニューヨーク生れだが、ロス・アンジェルスで育っている。

【研究】1920年代とアメリカ語

フィリップ・フューリアは、著書《Ira Gershwin》で、’20年代のミュージカルの変貌について触れながら、ブロードウェイがいつも本流となったアメリカ英語の変化について書いている。いわゆる俗語、流行語などの源泉がつねにブロードウェイにあったという興味深い指摘だ。