第13巻」カテゴリーアーカイブ

[Guilty]Guilty

これはガス・カーンとハリー・アクストが作詞し、リチャード・ホワイティングが作曲した’31年の曲だが、クレディットでは三人共作となっている。この曲は映画とは関係がなく、またカーンがルース・エティングの歌を意図して書いたのでミュージカルに使われる予定だったが、結局使われず、ミュージカルとも関係がなかった。

[Crazy Rhythm]Crazy Rhythm

これはアーヴィング・スィーザーが作詞し、ジョウゼフ・マイヤーとロジャー・ウルフ・カーンの二人が作曲して、’28年にベン・バーニィのオーケストラのために書いた曲である。そして同年のミュージカル【Here’s Howe】に使用されたが、このミュージカルは71回しかつづかず失敗作だった。

[Battle Hymn of the Republic]Battle Hymn of the Republic

この曲はトラディショナルと今は考えてしまっていいかと思うが、元もとの成立過程は複雑で、不詳な点も少なからずある。歌詞は詩人で奴隷制に反対していた社会運動家のジュリア・ウォード・ハウ夫人 Julia Ward Howe (1819-1910)によって書かれたが、この曲に関して唯一確かなことはこれだけである。