カテゴリー別アーカイブ: 改訂版

[Stompin’ at the Savoy]Stompin’ at the Savoy

これはサクソフォン奏者のエドガー・サンプソンが’34年につくった曲で、同年チク・ウェブ楽団がレコードにしたのが最初だ。’35年にベニー・グドマン楽団もこれを吹きこみ、’36年に大きくヒットして、アンディ・ラザフが歌詞を書き楽譜が発売されている。従って[Don’t Be That Way]と事情が似ているが、この場合はグドマンとウェブがクレディトに入りこんでいる。

[Stranger in Paradise]Stranger in Paradise

ロバート・C・ライトとジョージ・フォレストのコンビで作られた’53年のミューズィカル【Kismet キズメト】のなかの曲で、ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディン Alexander Borodin (1833–1887)の[Polovtsian dances ポロフツ人の踊り]の主題をもとにしている。オリジナル・キャストではリチャード・カイリー Richard Kiley とドレタ・モロウ Doretta Morrow が歌っていて、’55年の映画版ではヴィク・ダモン Vic Damone とアン・ブライズ Ann Blyth が歌った。

[Summertime]Summertime

ジョージ・ガーシュウィンが1935年に書いたフォーク・オペラ【Porgy and Bess ポーギィとベス】のなかの曲で、作詞はデュボウス・ヘイワードによっている。【ポーギィとベス】は、デュボウス・ヘイワードの書いた’25年の小説《ボーギィ》基に、ヘイワードが台本を書き、作詞はヘイワードとアイラ・ガーシュウィンが分担して当たった。

[This Masquerade]This Masquerade

リアン(正確にはアメリカ発音でリアンという発音が最も近い)・ラッセルの作った曲で、[Tight Rope]という曲の裏面で出され、あまり目立たなかったが、ジョージ・ベンソンの’76年のヒットで大変有名になった。ビルボードでは10位に、カナダでは8位にまで昇った。またベンソンの歌は’77年度のグラミー賞をもらっている。

[Time After Time]Time After Time

この曲は1947年の映画『It Happened in Brooklyn』のなかでシナトラによって歌われたが、当時ジミー・ドースィ、トミー・ドースィ、テディ・ウィルソンのそれぞれのオーケストラでレコーディングされ、以後多くの人に歌われて、今はもうお馴染みの曲になっている。

[Try a Little Tenderness]Try a Little Tenderness

この曲はそれほど知名度があるとは言えないが、根強い人気をもっている曲で、ウッズ、キャンベル、コネリーの共作という形で1932年に作られている。この三人はいずれも作詞と作曲の両方をやるが、キャンベルとコネリーは二人で組んで作詞している曲が多く、ウッズは作曲が本業のようだ。

[Wave]Wave

アントニオ・カルロス・ジョビンの書いたボサノヴァ曲で、彼の数かずの有名なボサノヴァ曲のなかでは比較的新しく、アメリカで録音され’67年に発売された。そして大抵はポルトガル語の詩に対して誰かアメリカの作詞家が英語の詩をつけるのが慣例だが、これは彼自身が英語の詩をつけている。

[What’s New?]What’s New?

ビング・クロズビィの弟のボブ・クロズビィ率いる《Bob Cats ボブ・キャッツ》というバンドで長年ベースを弾いていたボブ・ハガートの書いた曲で、あとからバークが歌詞をつけたものである。ハガートはクロズビィのバンドに最後までいて、多くの曲ならびに編曲を提供している。

[Where or When]Where or When

1937年のロジャーズ/ハートのミューズィカル【Babes in Arms】に挿入されたもので、舞台ではレイ・ヘザートン Ray Heatherton 扮する Valentine LaMar とミツィ・グリーン Mitzi Gree 扮する Billie Smith によって歌われた。ある日ヴォードヴィルの芸人夫婦の子であるヴァルは、両親が5ヶ月のヴォードヴィル・ツァーに出かけたあと、家の玄関にヒッチハイカーのビリーがいるのを目にする。