[Little Drummer Boy, The]The Little Drummer Boy これはハリー・スィメオン 、ヘンリー・オノラーティ、キャサリン・K・デイヴィスら三者の作で、1958年と比較的新しいクリスマス曲である。聖書外典からの話しとして、幼いイエスの誕生にさいして贈り物をさしあげる余裕のない貧しい少年が、聖母マリアの許しを得て新生児のためにドラムをたたくと、歌詞は歌っている。
[Holly and the Ivy, The]The Holly and the Ivy これはイギリスのトラディショナルと言われる歌詞に、フランスの古いメロディをつけた1700年ごろの曲である。だが歌詞はキリスト教以前のドゥルイド教時代まで、おそらく千年くらい遡ると言われる。
[First Noel, The]The First Noel この曲は作者不詳のイギリスで歌われていた俗謡で、日本では[牧びとひつじを]の名で知られている。歌詞は1823年にデイヴィーズ・ギルバート Davies Gilbert 著の《Some Ancient Christmas Carols》という出版物に収められたのが最初のようだ。
[Christmas Song, The]The Christmas Song お馴染みトーメ/ウェルズのコンビによるクリスマス曲で、同じかそれに近い題名のものがいくつかあったので、普通は括弧して(Chestnuts Roasting on an Open Fire)と曲名のあとにつけて言及される。クリスマス曲としては珍しくジャズィな雰囲気のある曲である。
[Sleigh Ride]Sleigh Ride これはクラシックとジャズまたはポップスの領域をまたいだ作曲家として有名なリーロイ・アンダーソン(ルロイという表記が日本のラジオや出版物で一般的だが英語の発音としてはリーロイ)の曲で、最初はアンダーソン自身のオーケストラが演奏したデッカのレコードがヒットした。
[Silver Bells]Silver Bells これはジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンズの’50年の作で、’51年のパラマウント映画『The Lemon Drop Kid』に使われた。そこではボブ・ホウプ Bob Hope とマリリン・マクスウェル Marilyn Maxwell が歌っている。
[Silent Night]Silent Night この曲は1818年にオーストリアの神父ヨーゼフ・モールが作詞し、教会オルガニストのフランツ・グルーバーが作曲した作品である。従って歌詞はドイツ語で、メロディもグルーバーのオリジナルと現在歌われているものとは(とくに最終節部分が)少し異なるという。
[Santa Claus Is Comin’ to Town]Santa Claus Is Comin’ to Town これはヘイヴン・ギレスピ、J・フレッド・クーツの二人が1934年に書いた曲で、今や日本でも知らない人がいないくらいに有名になった。’34年9月下旬の雨の日にギレスピはニューヨークの Leo Feist 楽譜出版社のエドガー・ビトナーに呼び出されて、子供向けのクリスマス曲の依頼を受けた。
[Rudolph the Red-Nosed Reindeer]Rudolph the Red-Nosed Reindeer 邦名[赤鼻のトナカイ]で日本でもよく知られているこの曲は、最初はカントリー・ウエスタン歌手ジーン・オートリィ Gene Autry が1949年に歌ってヒットした。作曲のジョニー・マークスが歌詞も書いたが、それは彼の義理の兄弟であるロバート・L・メイの書いた子供向けの物語りをもとにしていたので、彼はメイにクレディットを与えている。
[O Little Town of Bethlehem]O Little Town of Bethlehem これはボストンのトリニティ Trinity(三位一体)教会の牧師フィリップス・ブルックスが歌詞を書き、オルガン奏者のルイス・ヘンリー・レドナーが作曲したもので、1868年の作品である。ブルックス(1835-1893)は商人の子としてボストンで生れ、2メートル近い、当時としてはかなりの大男だった。