第18巻」カテゴリーアーカイブ

[In a Sentimental Mood]In a Sentimental Mood

デューク・エリントンの有名な曲で、ジャズファンで知らない人は少ないだろう。1935年につくられたインストゥルメンタルで、歌詞はあとからつけられ、そのときはエリントン自身が作詞曲両方やったことになっている。作詞はエリントン自身ではないと思うが、とにかく両方彼の名が入っている。

[Lover’s Concerto, A]A Lover’s Concerto

原曲が言わずと知れたヨハン・セバスチャン・バッハのメヌエットである。ピアノを始めれば最初の段階で必ずお目にかかる曲で、多くの人が弾いた経験があるだろう。正確にはバッハが二番目の妻アンナ・マグダレーナ・バッハ(1701-’60)に贈った《クラヴィーア小曲集》の中の一曲である。

[Maybe You’ll Be There]Maybe You’ll Be There

この曲はミュージカル、映画とは関係なく、サミー・ギャロップ作詞、ルーブ・ブルーム作曲で1947年につくられている。同年早くにゴードン・ジェンキンズのオーケストラがチャールズ・ラヴェア Charles Lavere の歌で録音してデッカから出したが、すぐには売れなかった。どういうわけか翌年になって売れはじめ、’48年6月に3位までのぼり合計30週チャートに在位して、中くらいのヒットになった。

[Midnight Sun]Midnight Sun

ライオネル・ハンプトンの最大傑作と言うべき曲で、1947年の作品だ。クレディット上ではソニー・バークとの共作になっているがその理由は判らない。歌詞は’54年にジョニー・マーサーがつけたものだ。もちろんもとはインストゥルメンタルとして作られ、ハンプトン楽団のデッカのレコードが最初だった。