[Bluesette]Bluesette ギタリストのジーン・スィールマンズが’36年につくった曲だが、一般に知られるようになったのは’60年代に入ってからで、’64年にノーマン・ギンベルによって歌詞がつけられている。
[Be Anything]Be Anything これはアーヴィング・ゴードンが詩、曲とも書いたもので、1952年の作品である。エディ・ハワード Eddy Howard (1915-63)が同年三月末に出したものがヒット・チャートに16週間顔をだし、最高で七位までのぼった。
[Autumn Leaves]Autumn Leaves これはもとは’47年にジョセフ・コスマが作曲し、詩人で脚本家でもあったジャック・プレヴェールが詩をつけ、ジュリエット・グレコ Juliette Grèco がヒットさせたシャンソンの名曲だ。
[At Long Last Love]At Long Last Love コール・ポーターが’38年のミュージカル【You Never Know】に書いた曲だが、このミュージカルは不評で78回で閉めてしまい、この曲だけが人気がでてヒットした。
[Alright, Okay, You Win]Alright, Okay, You Win ’55年にカウント・ベイスィ楽団をバックにジョウ・ウィリアムズの歌でヒットした曲で、スィド・ワイチとメイム・ワッツの二人が書いている。この曲は有名なスタンダード曲にはなったが、スタンダード曲のなかではかなり新しい方に属する曲だ。
[Groovin’ High]Groovin’ High ’93年初めに、とうとうという感じで亡くなってしまったディズィ・ガレスピが’44年につくったバップ・テューンで、’56年にK・ストーンによって作詞されている。
[For Me and My Gal]For Me and My Gal ジョージ・W・マイヤーが作曲し、それにエドガー・レズリィとレイ・ゴウツの二人が作詞した曲で、’17年の作品である。最初はヴォードヴィルでベル・ベイカー Belle Baker、ソフィ・タッカー、エディ・キャンター、ジョージ・ジェセル George Jessel らによって歌われてヒットした。
[Everything Must Change]Everything Must Change ソウル歌手のベナード・アイナーが’74年に書いた曲で、同年のクィンスィ・ジョーンズのLP《Body Heat》にフィーチュアされて彼自身が歌ったのが最初だ。
[What a Difference a Day Made]What a Difference a Day Made これはもとは[Cuando Vuelva a Tu Lado]というメキシコの曲で、マリア・グレヴェル作詞曲の1934年の作品である。それにスタンリー・アダムズの英詩がつけられてアメリカで発表され、同年のヒット・チャートにドースィ・ブラザーズ楽団でボブ・クロズビィ歌のレコードが5位に入った。
[Thou Swell]Thou Swell これはロジャーズ&ハートの作で、マーク・トウェインの小説にもとづいた1927年のミュージカル【A Connecticut Yankee】に使われた曲だ。そのなかではウイリアム・ギャクストンとコンスタンス・カーペンター Constance Carpenter がこれを歌った。