[Chloe (Song of the Swamp)]Chloe (Song of the Swamp) これは作詞ガス・カーン、作曲ニール・モレットで1927年につくられた曲である。モレットはチャールズ・ダニエルズの別名だ。同じ[Chloe]というアル・ジョルソンの同名異曲があるので、この曲は括弧して Song of the Swamp と言われる。
[Carioca]Carioca カーン、エリスクが作詞、ユーマンズが作曲して、’33年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズのコンビの映画第一作『Flying Down to Rio』に挿入された曲である。
[Bill Bailey, Won’t You Please Come Home?]Bill Bailey, Won’t You Please Come Home? これはヒューイ・キャノンという人が書いた曲で、’02年にその楽譜が出版されている。が本によっては Traditional と書かれていたり、また曲名も please が抜けていたり、BiII Bailey が最後にきているものもある。
[Between the Devil and the Deep Blue Sea]Between the Devil and the Deep Blue Sea テッド・ケーラーとハロルド・アーレンのコンビが’31年のコットン・クラブのショウ【Rhythmania】に書いた曲で、そのなかでブルース歌手エイダ・ウォード Aida Ward が歌った。
[Basin Street Blues]Basin Street Blues これは日本人にもよく知られている曲だが、ピアニストのスペンサー・ウィリアムズの’28年の作品で、とくに映画やミュージカルとは関係ない。
[You’ll Never Know]You’ll Never Know マック・ゴードンとハリー・ウォレンの二人が’43年の二十世紀フォックス映画『Hello, Frisco, Hello』に書いた曲で、なかでアリス・フェイが電話の受話器に向かってこれを歌った。
[Wild Is the Wind]Wild Is the Wind ワシントンとティオムキンの二人が書いた’57年のアンナ・マニヤーニ Anna Magnani、アンソニィ・クウィン Anthony Quinn 主演の同名の映画『Wild Is the Wind 野性の息吹き』の主題歌である。
[What’s Going On]What’s Going On これはマーヴィン・ゲイのアルフレッド・クリーヴランドとリノールド・ベンソンとの共作による作品で、’71年に発表されシングルとしてもアルバムとしてもトップ・テンに入るヒットとなった。
[Way We Were, The]The Way We Were バーブラ・ストライザンド、ロバート・レッドフォード主演の’73年の映画『The Way We Were 追憶』の主題歌で、マーヴィン・ハムリッシュの曲にアラン&マリリン・バーグマン夫妻が作詞している。