[Red Sails in the Sunset]Red Sails in the Sunset 英国のソング・ライター・ティームのケネディとウィリアムズのコンビが’35年につくったヒット曲で、映画やミュージカルとは関係がない。ケネディはミュージカルにも多く書いているが、これは彼の初期の曲で単発で書いたものだ。
[Send in the Clowns]Send in the Clowns これはスティーヴン・ソンドハイムが’73年のミュージカル【A Little Night Music】に書いた曲で、そのなかでグリニス・ジョンズ Glynis Johns が歌った。
[Shine]Shine この曲は、最初はセスィル・マックとフォード・ダブニィの黒人ソング・ライター・ティームが’10年に[That’s Why They Call Me Shine]というタイトルで書いた曲だが、’24年にルー・ブラウンが新たに歌詞に手を加えて[Shine]というタイトルでつくりなおしたものだ。
[Sing, Sing, Sing]Sing, Sing, Sing これはトランペッターでバンド・リーダー、歌手でもあったルイ・プリマが’36年につくった曲で、映画、ミュージカルとは関係がない。最初に歌ったのはプリマ自身だが、なんといってもベニー・グッドマンのレパートリィとして有名になった。
[So Nice (Summer Samba/Samba de Verão)]So Nice (Summer Samba/Samba de Verão) ブラジルのソング・ライターの、マルコス・ヴァレとパウロ・セルジオ・ヴァレの兄弟が’65年に書いた曲で、[So Nice]という曲名が一般的だが、[Samba de Verão]という原題をそのまま英訳して[Summer Samba]とも呼ばれている。
[Sweetest Sounds, The]The Sweetest Sounds これはリチャード・ロジャーズが1962年に彼の制作したミュージカル【No Strings】に作詞、作曲した曲である。ダイアン・キャロルとリチャード・カイリー Richard Kiley が主演し、二人がこの曲を冒頭で歌った。
[Till We Meet Again]Till We Meet Again イーガン作詞でホワイティング作曲の’18年の作品だが、ちょうど第一次大戦のさなかで、戦争の影響を受けて大ヒットとなった曲である。
[Trav’lin’ Light]Trav’lin’ Light これはジミー・マンディとトラミー・ヤングの二人が、ビッグ・バンド用のインストゥルメンタルとして作曲したものに、ジョニー・マーサーが作詞したもので、クレディットは’43年となっている。
[West End Blues]West End Blues この曲は、ピアニストで作曲家として多く曲を書いているクラレンス・ウィリアムズが作詞にまわり、アメリカジャズ界の草分け的存在だったコルネッティストのジョウ・キング・オリヴァーが作曲したもので、’28年の作品である。