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[Alice in Wonderland]Alice in Wonderland

ボブ・ヒリアード作詞、サミー・フェイン作曲で、1951年のウォルト・ディズニーの漫画映画『不思議の国のアリス Alice in Wonderland 』に主題歌として使われた曲だ。あまり大きなヒットとはならなかったが、ジャズ界でビル・エヴァンズがスコット・ラファロと吹きこんだ演奏が出て、一挙にスタンダード曲になったと言えそうだ。

[Affair to Remember, An]An Affair to Remember

この曲はハリー・ウォレンの作曲、ハロルド・アダムソンとリーオ・マケアリィ作詞で、1957年の同名の映画『An Affair to Remember』(Paramount)の主題歌として使われた。主演がケイリィ・グラント、デボラ・カー、監督、脚本がマケアリィで、マケアリィはたんにクレディットに入っただけかもしれない。

[Bess You Is My Woman]Bess You Is My Woman

ガーシュウィン兄弟とデュボウス・ヘイワードが1935年につくった不滅のフォーク・オペラ【Porgy and Bess】に使われた曲である。合計三幕の舞台のなかの第二幕の最初の場面で、ポーギィとベスが歌う愛のデュエット曲で、そこではトッド・ダンカンとアン・ブラウンが歌った。

[Don’t Go to Strangers]Don’t Go to Strangers

レッド・エヴァンズ作詞で、アーサー・ケントとデイヴィド・マンの作曲でつくられた1954年のポップソングである。映画、ミュージカルとは関係ない。三者とも作曲家で、作詞が誰かは資料によって違うため正確には決めがたかったが、エヴァンズが作詞を担当したというのがたぶん正しいようだ。