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[購読]Ding Dong! Merrily on High(楽譜付き)

この曲の作者は判っていないが、16世紀フランスに起源がありそうだ。最初の印刷物は1588年にジェハン・タブーロ Jehan Tabourot(1519-1593)の出したダンスの本に載せられ、元もとはダンス曲の範疇だった。それにはラテン語の Gloria in Excelsis Deo という歌詞がつけられていた。がそれに Ding Dong という擬音語がつけられて、子供に人気のある曲となった。
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[購読]Dindi(楽譜付き)

これはアントニオ・カルロス・ジョビンがボサノヴァ創成期に活躍した歌手スィルヴィア・テリス Sylvia Telles(’35-’66)に捧げた曲で、’65年の作品である。ジンジ Dindi とはその彼女の愛称で、その名はブラジルではスィルヴィーニャとも呼ばれる。彼女は’59年のジョアン・ジルベルトらが開いた最初のボサノヴァ・コンサートにも出演し、その重要なメンバーだった。
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[購読]Desafinado (Off Key/Slightly Out of Tune)

アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァ曲のなかでも、最も早くわれわれの耳に入ってきたもので、私が初めてこの曲を聴いたのは、ディズィ・ガレスピの率いるオーケストラのものだった。1960年頃だったろうか、まだボサノヴァのレコードがあまり入ってきていないし、日本盤も出されていない頃だから、これは私にはボサノヴァの最初の曲という印象がある。
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