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[購読]Ding Dong! Merrily on High(楽譜付き)

この曲の作者は判っていないが、16世紀フランスに起源がありそうだ。最初の印刷物は1588年にジェハン・タブーロ Jehan Tabourot(1519-1593)の出したダンスの本に載せられ、元もとはダンス曲の範疇だった。それにはラテン語の Gloria in Excelsis Deo という歌詞がつけられていた。がそれに Ding Dong という擬音語がつけられて、子供に人気のある曲となった。
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[購読]Deck the Halls(楽譜付き)

この曲は英国のウェールズ地方で歌われてきた俗謡で、作者は不詳である。Yule とは、いわゆるヴァイキングや北欧一帯の人たちに広まっていたキリスト教以前の信仰における12月末から新年にかけての祝祭のことで、キリスト教に帰依したあとにそれがクリスマスに変化して残り、これはそのユールの伝統から生れた俗謡である。
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[購読]Coventry Carol(楽譜付き)

これはイングランドの Coventry という街にちなんでコヴェントリー・キャロルと名づけられた聖歌で、クリスマス・キャロルの一つである。その出自は16世紀にまで遡ることができる。もとはコヴェントリーで職人たちの集まりであるギルドが上演した『植木職人と仕立て屋の芝居』という劇の中で歌われたが、作者は不明で判っていない。ギルドが上演した劇は、最初は市の大聖堂の階段で行われたと書く資料もあるが、のちに街中の通りで大きな二階建ての馬車を使って上演された。その際、一階を役者たちの着替え室にして、二階で演じたという。
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[購読]The Christmas Song(楽譜付き)

お馴染みトーメ/ウェルズのコンビによるクリスマス曲で、同じかそれに近い題名のものがいくつかあったので、普通は括弧して(Chestnuts Roasting on an Open Fire)と曲名のあとにつけて言及される。クリスマス曲としては珍しくジャズィな雰囲気のある曲である。これはトーメが最初に録音しているが、ナット・キング・コールが歌って空前の大ヒットとなった。
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[購読]Caroling Caroling(楽譜付き)

これはジャズ・ミュージシャンでソングライターのアルフレッド・バートが、彼の晩年の1954年につくった聖歌である。彼は1920年に、フィンランド人、フランス人、ドイツ人、スウェーデン人などが多く居住するミシガン州半島地域のマルケット Marquette に生れている。土地がら北欧的な文化が多様に入り混じった住環境だった。バートの父はセントポール監督派の教区牧師で、彼は牧師館で生れて教会の屋根裏部屋で育った。二年後に父はポンティアックに移り、そこで彼は音楽に強い関心をもちはじめ、教会と音楽を中心にして成長していった。10歳のとき虫垂炎の手術を厭がった彼を入院させるための〝あめ玉〞に両親が銀色のコルネットを買い与えると、もうベッドの上で恢復(かいふく)する間に指使いを勉強していた。そしてあっという間に上達して〝天才児〞と言われるようになり、彼はコルネット演奏で多くの賞を獲得した。
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[購読]Blue Christmas(楽譜付き)

これは’57年にエルヴィス・プレスリーが歌ってヒットした曲として有名だ。ただし最初は’49年に通称〝テクサスの歌うたい Texas Troubadour〞と呼ばれていたアーネスト・タブ Ernest Dale Tubb(1914 -’84)が歌った。タブは1941年に[Walking the Floor over You]をヒットさせてカントリー・ウエスタンのいわゆる〝ホンキートンク・スタイル〞をつくったと言われている歌手で、[Waltz across Texas]などのテクサスに関連したヒット曲が多かった。それゆえに彼はテクサスではたいへん有名な歌手だった。彼のこの曲は’49年12月にカントリー・チャートのトップに昇り、’50年、’51年にも2位までいった。またポップ・チャートでも’49年12位に、’50年1月に14位にとチャートに入っている(21位と記すべつの資料もあった)。
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[購読]Away in a Manger(楽譜付き)

これは一般にドイツのマルティン・ルターの作と言われてきた曲だが、じつはルターはまったく関与していなくて、アメリカの19世紀後半の俗謡の一つである。最初に現れたのは1885年のフィラデルフィアの子供の日曜学校の本《小さな子供の本 Little Children’s Book》で、作者名なしの詩として載せられた。そして1887年にジェイムズ・ラムゼイ・マレイが《幼稚園、学校、家庭で使用する少年少女たちの優美歌曲集 Dainty Songs for Lads and Lasses for Use in the Kindergarten, School and Home》にこれを収録し、[ルターの揺りかご聖歌 Luther’s Cradle Hymn]と名づけた。なぜ彼がそう名づけたかは定かでない。
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[購読](Christmas) Auld Lang Syne(楽譜付き)

これはふだん[螢の光]と言われている曲で知らない人はいないだろう。このメロディはスコットランドに伝わるもので、最初に楽譜が出版されたのは1687年だという。歌詞の方も、書いたというよりも巷間に流布するものをまとめあげたと言うべきだろうが、最初はすでに1586年の出版物に現れている。が一般には1711年にジェイムズ・ワトソン James Watson が出版した《Scots Poems》がこの詩の最初のもので、さらに1799年(’87年と書く資料もあった)に出版されたロバート・バーンズ Robert Burns(1759-’96)のものがこの曲の詩のもとになった。バーンズはスコットランドの農家に生れて、学校に行かず独学で勉強し、やはり農業を営みながら詩人として作品を残した人だ
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[購読]Angels We Have Heard on High (Westminster Carol)(楽譜付き)

これは作者不詳で、たいていは19世紀フランスでできたキャロルだと言われている。それは最初の出版物が1855年にフランスで出された《新感謝祭賛歌集 Nouveau recueil de cantiques》で、主にフランスで歌われてきたという理由からだ。ただしもうその50年ほど前からミサのときには歌われていたと言われる。そしてさらに千年かそれ以上前から救世主の誕生を祝うときはこのメロディを僧侶たちは歌ってきたとも言われ、ヴァースのなかの物語りは教会の歴史と同じくらい古いとも指摘される
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