
1954
作詞/ウィラ・ハトソン Wihla Hutson
作曲/アルフレッド・バート Alfred Burt
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳、楽譜(リードシート)
- 配信方式:
- ストリーミング
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- 無期限
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- 450円(税込495円)
これはジャズ・ミュージシャンでソングライターのアルフレッド・バートが、彼の晩年の1954年につくった聖歌である。彼は1920年に、フィンランド人、フランス人、ドイツ人、スウェーデン人などが多く居住するミシガン州半島地域のマルケット Marquette に生れている。土地がら北欧的な文化が多様に入り混じった住環境だった。バートの父はセントポール監督派の教区牧師で、彼は牧師館で生れて教会の屋根裏部屋で育った。二年後に父はポンティアックに移り、そこで彼は音楽に強い関心をもちはじめ、教会と音楽を中心にして成長していった。10歳のとき虫垂炎の手術を厭がった彼を入院させるための〝あめ玉〞に両親が銀色のコルネットを買い与えると、もうベッドの上で恢復(かいふく)する間に指使いを勉強していた。そしてあっという間に上達して〝天才児〞と言われるようになり、彼はコルネット演奏で多くの賞を獲得した…
── 本文より