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[購読]Here Comes Santa Claus(楽譜付き)

カントリー・ウェスタンの歌手で西部劇映画のスターでもあったジーン・オートリィ(1907-’98)がオウクリィ・ホールドマン(’09-’86)と書いた曲で、彼自身のレコードが’49年にヒットした。あるときクリスマスのパレイドに参加したオートリィは、子供たちが口ぐちに〝サンタがくるよ、サンタがやってくるよ Here Comes Santa Claus, Here Comes Santa Claus〞と叫ぶのを耳にし、この曲を書こうと思いついた。
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[購読]Have Yourself a Merry Little Christmas(楽譜付き)

これはラルフ・ブレイン、ヒュー・マーティンの二人が1943年のMGMのミュージカル映画『Meet Me in St. Louis』に書いた曲である。そのなかではジュディ・ガーランドが歌った。この映画はヴィンセンティ・ミネリ監督、アーサー・フリード制作の手堅いミュージカルで評判も良かった。この映画のなかに二人が書いた[Trolley Song]はアカデミィ主題歌賞にノミネイトされているし(受賞は逸したが)、もう一曲[The Boy Next Door]は有名なスタンダード曲として残っている。
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[購読]Hark! The Herald Angels Sing(楽譜付き)

これはメソディスト派教会を設立したジョン・ウェズリー John Wesley の弟チャールズ・ウェズリー(1707-1788)が書いた歌詞で、1739年に出された《賛美歌と聖歌詩集 Hymns and Sacred Poems》という曲集に載せられた。生涯に3,000(6,500とも言われる)曲も聖歌を書いたチャールズは、なんと19人兄弟の18番目で、この歌詞は教会の鐘の音を聴いて書いたという。メロディはフェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)が1840に書いた[カンタータ祭りの唄]の第二楽章で、ヨハン・グーテンベルヒ Johann Gutenberg の印刷機発明四百年を記念した作品だった。
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[購読]Good King Wenceslas(楽譜付き)

これは元もとはラテン語の[Tempus Adest Floridum]という曲で、13世紀につくられた Spring carol とも dance carol とも言われるものだ。題名の意味は〝春がやってきて花を開かせた〞といったもので、かなりテンポの速い陽気なダンス曲だったらしい。かたちに残るものとしては、最初に1582年のスウェーデンの《Piae Cantiones》という曲集に載せられた。従ってフィンランドか北欧地域に伝わるトラディショナル曲だと言われている。
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[購読]Good Christian Men, Rejoice(楽譜付き)

これはもとは14世紀のドイツの聖職者ハインリッヒ・スゾーの書いた曲である。現在のかたちはそれから5百年もたって1853年にジョン・メイソン・ニールがラテン語から翻訳して英詩をつけたものである。原題は〝In Dulci Jubilo やさしい叫びで〞といった意味で、ニールの歌詞がラテン語、ドイツ語、19世紀英語が混じっていたので俗に〝マカロニ聖歌 macaronic carol〞(macaronic は〈ラテン語と世俗語が混じっている〉という意味)と呼ばれた。
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[購読]God Rest Ye Merry, Gentlemen(楽譜付き)

これは作詞者、作曲者とも不明だが、16世紀ごろイギリスでできた俗謡である。書かれたかたちでの歌詞は1770年の《Roxburghe Ballads》という曲集に現れたのが最初である。現在の歌詞は、1827年にウィリアム・ホウン William Hone が出版した《Facetiae and Miscellanies》のなかに、〝ロンドンの市街で古くから歌われていたもの〞として収録されていたものだ。1843年にチャールズ・ディケンズは《A Christmas Carol》のなかでこの歌詞の一部を引用している。
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[購読]Go Tell It on the Mountain(楽譜付き)

これはアメリカ南東部の奴隷に起源のある1800年ごろのトラディショナル曲、ニグロ・スピリチュアルで、フィスク大学のジュビリー・スィンガーズが歌って有名になった、クリスマス曲にしては異色の作品である。1907年にワーク兄弟が出版した《アメリカ黒人のフォークソング集 Folk Songs of the American Negro》に初めて掲載されたので、ジョン・ウェズリー・ワーク・ジュニア John Wesley Work, Jr.(1872-1925)が歌詞を書き、彼の弟のフレデリック・ジェロウム・ワーク Frederick Jerome Work(1880-1942)がメロディを書いたとする説もあるようだ。
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[購読]Frosty the Snowman(楽譜付き)

これはスティーヴ・ネルソン、ジャック・ローリンズの二人による1950年の作品で、クリスマス曲で成功しつづけていたジーン・オートリィ Gene Autry が歌ってヒットした。’51年にコロンビアから出したオートリィのレコードは百万枚以上売れ、[Here Comes Santa Claus](’47)、[Rudolph the Red-Nosed Reindeer](’49)とやや子供向けの彼のクリスマスのヒット曲としては三作目だった。
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[購読]The First Noel(楽譜付き)

この曲は作者不詳のイギリスで歌われていた俗謡で、日本では[牧びとひつじを]の名で知られている。歌詞は1823年にデイヴィーズ・ギルバート Davies Gilbert 著の《Some Ancient Christmas Carols》という出版物に収められたのが最初のようだ。それから1833年にウィリアム・B・サンディズ William B. Sandys(1792-1874)の出した《Christmas Carols, Ancient and Modern》に初めてメロディとともに掲載された。
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[購読]Do You Hear What I Hear?(楽譜付き)

これは1962年につくられた比較的新しい曲で、フランス人ノエル・レグニーとアメリカ人グロリア・シェインの夫婦の作である。レグニーは独仏国境のアルザスに生れている。アルザスは戦争のたびにドイツ領になったりフランス領になったりを繰りかえしてきた問題の場所で、第二次世界大戦でドイツ領にされたため彼はドイツ軍に編入されるが、すぐ脱走してフランスの抵抗軍に加わって闘った。根っからの音楽好きで戦争が嫌いだった彼は戦後アメリカに渡り、1950年代のある日ニューヨークのホテルでピアノを弾いていたシェインに会い、お互いに相手の言葉をほとんど判らず、彼はクラシックのピアニストで彼女はポップ・ロック派だったが、二人は数ヶ月後に結婚した。
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