
イギリス民謡
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- 解説、英詞、日本語訳、楽譜(リードシート)
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この曲は作者不詳のイギリスで歌われていた俗謡で、日本では[牧びとひつじを]の名で知られている。歌詞は1823年にデイヴィーズ・ギルバート Davies Gilbert 著の《Some Ancient Christmas Carols》という出版物に収められたのが最初のようだ。それから1833年にウィリアム・B・サンディズ William B. Sandys(1792-1874)の出した《Christmas Carols, Ancient and Modern》に初めてメロディとともに掲載された。しかし少なくとも3百年くらい前から歌われているとも、書かれたのは13世紀ごろとも言われる。もう判らないことが多く、その起源に関しても近年イギリスかフランスかで論争がなされていて、いまだはっきりしていない。Noel はフランス語でフランス起源のようにも見えるが、英語綴りで Nowell と表記する場合もあり、たとえばエイス・コリンズは著書《最愛のクリスマス曲の物語り Stories behind the Best-loved Songs of Christmas》で「この曲が英国からフランスに渡ったとする証拠の方が、その反対の証拠よりも多いように見える」と書いている…
── 本文より