1918
作詞・曲／アーヴィング・バーリン Irving Berlin
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これは1918年にアーヴィング・バーリンが軍隊に入り、いわばその第一声としてつくった曲で、それは曲名の意味からも察せられるだろう。第一次世界大戦は’18年6月にマルヌの戦いでドイツ軍が敗勢に陥り、11月11日に休戦協定を結ぶにいたったが、アメリカは戦場でなかったことと、とくに国内のアメリカ軍は戦勝気分も手伝って、あまり張りつめた雰囲気はなかったようだ。’18年の春にバーリンが入隊すると、すぐにロングアイランドのヤパンク Yaphank の第20歩兵師団アプトン Upton 基地に配属された。ニューヨーク市からたった百マイルだったが、バーリンにはこれでも充分に遠く、ジャガイモ畑に囲まれていて、まるで異国の僻地のように思えた。彼はこう語っている…
── 本文より
