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[購読]Away in a Manger(楽譜付き)

これは一般にドイツのマルティン・ルターの作と言われてきた曲だが、じつはルターはまったく関与していなくて、アメリカの19世紀後半の俗謡の一つである。最初に現れたのは1885年のフィラデルフィアの子供の日曜学校の本《小さな子供の本 Little Children’s Book》で、作者名なしの詩として載せられた。そして1887年にジェイムズ・ラムゼイ・マレイが《幼稚園、学校、家庭で使用する少年少女たちの優美歌曲集 Dainty Songs for Lads and Lasses for Use in the Kindergarten, School and Home》にこれを収録し、[ルターの揺りかご聖歌 Luther’s Cradle Hymn]と名づけた。なぜ彼がそう名づけたかは定かでない。
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[購読](Christmas) Auld Lang Syne(楽譜付き)

これはふだん[螢の光]と言われている曲で知らない人はいないだろう。このメロディはスコットランドに伝わるもので、最初に楽譜が出版されたのは1687年だという。歌詞の方も、書いたというよりも巷間に流布するものをまとめあげたと言うべきだろうが、最初はすでに1586年の出版物に現れている。が一般には1711年にジェイムズ・ワトソン James Watson が出版した《Scots Poems》がこの詩の最初のもので、さらに1799年(’87年と書く資料もあった)に出版されたロバート・バーンズ Robert Burns(1759-’96)のものがこの曲の詩のもとになった。バーンズはスコットランドの農家に生れて、学校に行かず独学で勉強し、やはり農業を営みながら詩人として作品を残した人だ
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