
1934
作詞/ヘイヴン・ガレスピ Haven Gillespie
作曲/J・フレッド・クーツ J. Fred Coots
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳、New 楽譜(リードシート)
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- ストリーミング
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- 無期限
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- 450円(税込495円)
これはヘイヴン・ギレスピ、J・フレッド・クーツの二人が1934年に書いた曲で、今や日本でも知らない人がいないくらいに有名になった。’34年9月下旬の雨の日にギレスピはニューヨークの Leo Feist 楽譜出版社のエドガー・ビトナーに呼び出されて、子供向けのクリスマス曲の依頼を受けた。もう時間がなく遅いと彼は文句を言ったが、きみは子供向けの歌詞を書くのがとくにうまいからとおだてられて、結局押しきられてしまった。友達で作曲家のクーツと二人で出版社を出て地下鉄に乗り、なにかヒントになるものがないかと彼は広告を片っ端から見ていき、クーツは過ぎていく通りの名前を一つ一つ声を出して読み上げていった。すると突然彼の頭のなかにずいぶん前の子供の時のクリスマスの思い出が蘇ってきたのだ。彼の母がいつも言っていた言葉だった…
── 本文より