’46年にエリントンが書いたインストルメンタル［Subtle Slough］にリー・ゲインズが歌詞をつけて出来上がったのがこの曲で、それほど大きなヒットとはならなかったが、判りやすく粋なメロディの、魅力のある歌だからか、徐々に多くの人が歌い演奏する曲となってきて、もう立派なスタンダード曲と言えそうだ。またマイルズ・デイヴィスがいわゆるクール・サウンドで採りあげてから、さらに人気が高まった曲でもある。

エリントンのインストルメンタルにあとから歌詞をつけてスタンダードとして残っている曲は他にも多くあって、例えば［Never No Lament］という演奏用の曲に詩をつけたのが［Don’t Get Around Much Anymore］で、トランペットのクーティ・ウィリアムズのために作った［Concert for Cootie］という曲に詩をつけたのが［Do Nothing Till You Hear from Me］となる…

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