これはアーヴィング・バーリンが1943年に書いたものだが、3年後のミュージカル映画『Blue Skies』（Paramount）に使われ、そこではビング・クロズビィが歌った。これには彼の古い曲17と新曲4が入れられ、非常に華やかなものだったが、RKOのアステア／ロジャーズものなどで鳴らしたプロデューサーで監督のマーク・サンドリッチが撮影がはじまってすぐに急死し、製作段階で配役その他に多くの変更をきたして、トラブル続きの映画になってしまった。たとえば最初はフレッド・アステアが出演することになっていて、それをとりやめ、またあとで変更して出演することになったり、またアステアはこれが最後の映画出演だと言ったが、また『Easter Parade』に出たりと、ちぐはぐなことが多かった…

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