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[Autumn in New York]Autumn in New York

作詞、作曲ともヴァーノン・デュークによる作品で、’34年の12月初演のレヴュー【Thumbs Up】に使用された。珍しく彼自身が作詞を担当した曲で、’32年の12月に開演した【Walk a Little Faster】にデュークは[April in Paris]を書いていた、やや題名の雰囲気が似ているせいでこの曲はその続編のように見られた。

[Baby, It’s Cold Outside]Baby, It’s Cold Outside

フランク・レッサーが’48年に書き、’49年の映画『Neptune’s Daughter』(MGM)に使われた。この映画はエスター・ウィリアムズ主演のコメディで、リカルド・モンタルバン Ricardo Montalban、レッド・スケルトン、ベティ・ギャレットらが出演し、なかではウィリアムズとモンタルバンがこの曲を歌い、そのコメディ版をスケルトンとギャレットが歌った。

[Baltimore Oriole]Baltimore Oriole

ホウギィ・カーマイケル作曲、ポール・フランスィス・ウェブスター作詞の’42年の曲で、映画やミュージカルとは直接関係ない曲だ。が二年後に、ヘミングウェイ原作でカーマイケル自身も出演した映画『To Have and Have Not』(Warner, ’45)のサウンド・トラックに、インストゥルメンタル曲として使用された。