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[Peanut Vendor, The]The Peanut Vendor

キューバの曲で、英詩をつけて1931年にアメリカでヒットした、いわばラテン・ヒット曲の草分け的存在である。もともとハヴァナの若いピアニストのモイセ・スィモンが’26年(’28年という表記もあった)に書いた[El Manisero]という曲で、すでにキューバで有名になっていた。

[Stairway to the Stars, A]A Stairway to the Stars

マット・マルネックとフランク・スィニョレリのコンビの曲で、のちにミッチェル・パリッシュが歌詞をつけて1939年にできあがった。マルネックとスィニョレリはポール・ホワイトマン楽団のメンバーで、最初これは[Park Avenue Fantasy]というインストゥルメンタルとして完成し、ホワイトマン楽団が演奏した。

[Lover’s Concerto, A]A Lover’s Concerto

原曲が言わずと知れたヨハン・セバスチャン・バッハのメヌエットである。ピアノを始めれば最初の段階で必ずお目にかかる曲で、多くの人が弾いた経験があるだろう。正確にはバッハが二番目の妻アンナ・マグダレーナ・バッハ(1701-’60)に贈った《クラヴィーア小曲集》の中の一曲である。