[Let’s Call the Whole Thing Off]Let’s Call the Whole Thing Off これはガーシュウィン兄弟の作品で、1937年のミュージカル映画『Shall We Dance 』(RKO)に使われた曲である。そのなかではフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズがこれを歌い、またあわせてローラースケイトで踊った。
[Joint Is Jumpin’, The]The Joint Is Jumpin’ これはファッツ・ワーラーの有名な曲で、アンディ・ラザフとJ・C・ジョンソンが作詞した。クレディットでは1938年になっているが、ワーラーの自作自演のレコードが’37年の11月13日にヴィクターから出て、1週だけ17位にランクされている。
[I Wish I Knew]I Wish I Knew これはマック・ゴードンとハリー・ウォレンの作で1945年のミュージカル映画『Billy Rose’s Diamond Horseshoe』(20th Century-Fox)に使われた曲だ。この映画にはベティ・グレイヴルとディック・ヘイムズが主演し、二人がこの曲をデュエットで歌った。
[Desafinado]Desafinado (Off Key/Slightly Out of Tune) アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァ曲のなかでも、最も早くわれわれの耳に入ってきたもので、私が初めてこの曲を聴いたのは、ディズィ・ガレスピの率いるオーケストラのものだった。1960年頃だったろうか、まだボサノヴァのレコードがあまり入ってきていないし、日本盤も出されていない頃だから、これは私にはボサノヴァの最初の曲という印象がある。
[I Was Doing All Right]I Was Doing All Right この曲はジョージ・ガーシュウィンの遺作となった五曲のうちの一つで、兄のアイラ・ガーシュウィンが作詞して、1938年のミュージカル映画『Goldwyn Follies』(United Artists)に使われた。そのなかではエラ・ロウガン Ella Logan がこれを歌った。
[I’ve Never Been in Love Before]I’ve Never Been in Love Before この曲はフランク・レッサーの作詞・作曲で、1950年のミュージカル【Guys and Dolls】に挿入された。そのなかではロバート・アルダとイザベル・ビグリー Isabel Bigley が歌った。
[I’ve Heard That Song Before]I’ve Heard That Song Before これはサミー・カーンとジュール・スタインが一緒につくった最初の曲で、1942年の作品である。そして同年のミュージカル映画『Youth on Parade』(Republic)に使われ、なかではボブ・クロズビィ楽団が演奏した。
[I’m a Fool to Want You]I’m a Fool to Want You これはフランク・シナトラが歌詞も書いた曲で、1951年に彼が歌ってヒットした。もともとはジョエル・S・ヘロンが作曲しジャック・ウルフが作詞した曲で、シナトラ自身の経営していた楽譜出版社代表のベン・バートン Ben Barton がシナトラのために見つけてきたものだった。
[I’ll Never Be the Same]I’ll Never Be the Same これはピアニストのフランク・スィニョレリとヴァイオリン奏者でソングライターでもあったマット・マルネックが1932年につくった曲で、ガス・カーンが歌詞を書いている。
[I Guess I’ll Have to Change My Plan]I Guess I’ll Have to Change My Plan これはハワード・ディーツ作詞、アーサー・シュウォーツ作曲の、1929年のブロードウェイ・レヴュー【The Little Show】に使われた曲で、2コーラス目の歌詞から引っこ抜いた[The Blue Pajama Song]という副題がついていた。