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[Please Be Kind]Please Be Kind

サミー・カーンとソール・チャップリンが1938年に書いた曲で、ミュージカルや映画とは関係ない。カーンとチャップリンは’34年ごろから一緒に曲を書きはじめ、’35年からヴァイタフォン Vitaphone という、今ならミュージック・ヴィデオのような短編音楽フィルムを作っていた会社に曲を書いていた。

[Indian Love Call]Indian Love Call

オットー・ハーバックとオスカー・ハマースタイン二世が作詞を担当し、ルドルフ・フリムルが作曲したオペレッタ【Rose-Marie】のなかに入れられた曲で、1924年の作品だ。この【Rose-Marie】は当時はたいへんなヒット・オペレッタで、ヨーロッパ色の濃いミュージカルのいわば最後の時代における最後のヒットの一つだった。

【研究】著作権の問題

アーヴィング・バーリンは自分の曲に関して厳しい考え方をしていた。彼は初期の一部の作品以外は作詞、作曲の両方をやっていて、彼はそういう作品は本などでの他のソングライターの曲との混載を禁じていたのである。曲集、楽譜といったものにはたいてい多くの人の曲が載るが、彼は自分の曲は人の曲と一緒にではなく、自分の曲だけでなければ使用許可を与えなかった。

[My Funny Valentine]My Funny Valentine

ロレンズ・ハートとリチャード・ロジャーズの名コンビでつくられ、1937年のミュージカル【Babes in Arms】に使われた。そこではミッツィ・グリーン Mitzi Green がヴァレンタイン役のレイ・ヘザートン Ray Heatherton に向けて歌い’39年の映画化『Babes in Arms』(MGM)ではジュディ・ガーランドが歌った。