18-22 Old folks も改定しました。

18-22 Old folks も改定しました。この曲は歌詞の意味が案外難しい。私自身ももっと売らんかなという意識から書かれたものととっていたが、どうも作曲のウィラード・ロビソン Willard Robisonは全然そういう商売意識がなく、本当にこんな老人がいたのかなと思わせるような、純粋で素朴なできあがりになっていて、アレク・ワイルダーでさえ彼を褒めているぐらいだ。

 バーバラ・リーのCDのライナーノウツでワイルダーは、ロビソンの”巨大なアメリカの景観への注目”に注意を促し、さらに”彼はアメリカの小さい街や地方の話術を引きだす能力にたけている”と書いている。またワイルダーは自著で一曲 Peaceful Valley だけ採りあげているのだが、特別に彼に言及して頁をさいていて、これは希なことだが、彼は次のように述べている。

 

–彼はソングライターのなかでも独立独行の人で、そんな人がいるとすれば彼だけである。多くの人が彼を愛し助けようとしたが、ジョニー・マーサーもその一人だった。ミルドレド・ベイリーは彼を尊敬していて、できうるかぎり彼の曲を歌おうとした。私は’20年代後半に Perfect Record の盤を聴いて彼を知るようになったが、彼はいつも自分でつくった曲を歌っていたものだ。A Cottage for Sale や’Taint So, Honey, ’Taint So など成功作をいくつか書いたが、一般に彼の曲は少々の歌手や、風変わりで非都会的な曲の愛好者などに知られていたにすぎない。彼は、親愛、子供っぽさ、失われたもの、敬虔といったものへの特別の嗜好をもっていた。

 

–Old folksをどうぞ味わってください。2021年正月の村尾陸男からのJazz-Lyrics.comのファンの皆さんへの贈り物です。